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【事例紹介】Sync Future ARG

こんばんは。
本日は、12月9日スタートのARG、Sync Futureについて書きたいな
と思います。ネタバレを含むので、注意してください。

こんなフライヤーから始まったARG。



現在渋谷PARCO1で早川書房主催で開催されている「S-Fマガジン創刊50周年」を記念して、
Sync Future展が開催されています。

http://www.lpei.co.jp/sync_future/

そこに展示されている「未来世界」という絵が真っ黒に染まり、「SOS」の文字が浮かび上がるという
異変が起きたことから、このARGは始まります。

12月9日、Sync Future事務局からこんなメッセージが公開されました。



このメッセージに書かれているURLとパスワードを入力すると下のようなページが。



「リナ」という人物から未来を救ってくれという依頼が書いてあります。

公園=イタリア語でPARCO、第一公園6階なので、PARCO1の6階でやっている
上述のSync Future展に行って、「Sync Future」と係の人にいうと
CDRとガチャガチャ用のトークンがもらえるようです。

そのCDRのデータを確認すると、下記の画像が。




ここから次のページに進み、切れ端の電話番号が知らされます。

そこにかけるとリナからメッセージが。。。。

次回の進展は12月24日に起こるそうです。
次のパスワード入力欄がSearch Lastなので、そこから次の展開があるのか、
そこで終わりなのかどうか、楽しみですね。


現在、プレイヤーによって作成されたwikiやtwitterを通じて情報交換や
進捗状況の共有が行われています。
詳細な謎の内容等はそちらが詳しいので、ぜひ参照してみてください。



wiki: http://www31.atwiki.jp/syncfuture/
twitter: #sfarg




公式の掲示板も用意されています。


ただ、twitterでも議論されているように、公式掲示板の位置づけっていうのは
なんなんでしょうね。
例えば海外で展開されているARGのほとんどは情報共有を自主的なwiki
に任せていますが、sync futureは公式で掲示板が設置されています。

当然、といえば当然謎の答えだとかネタバレ的なことも
書かれています。個人的な感想としては、あまり公式では掲示板を
用意しない方が良いんじゃないかと思っています。

ARGの面白さのひとつに「クロスメディア」がよく言われますが、「公式」と
「有志」のサイトを行き来する意味でのクロスメディアも一つ面白さとして
あると思います。
謎は、行き来しないと解明されない、という難易度。

それが、公式で掲示板が設置されるとどうしてもネタバレ情報が書かれてしまって、
閲覧者はクリック一つで謎の答えが手に入ってしまう。
それがライトユーザーを狙っているにしても、ワンクリックは難易度がやや低い印象です。
なので、謎解きはプレイヤーの作るwikiに任せてしまった方がよいんじゃないかと。

運営サイドが自主的なwikiが作成される確信が持てなかった、ということでしょうか。


他に、今回のARGの特徴のひとつはAR(拡張現実)を用いているところ。
現在渋谷の街の至る所にエアタグ散りばめられていて、崩壊している渋谷とかの
画像が見られるそうです。
そこからパルコやこのURLに誘導されている人もいるそうな。

セカイカメラを通して見ると画像が入手できるとのことです。
iphoneアプリとして公開されたことで、ARがかなり一般的な
ツールになりつつあるのが面白いですね。

他にも、仕掛けているギミックだとかは設計する上でもなかなか参考になります。


また更新があったらこちらでもレポートしていきたいと思います。

ルパンに続き、なんだか渋谷はARGの街になりつつありますね!


長谷川でした。

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